
はじめに
2026年10月17日(土)に開催されたゲームマーケット2026秋(1日目)に参加しました。
弊サークル「霜月文庫」は、今回が5回目の出展です。
この記事は、その記録や感想をまとめたものです。
頒布物
ブース【H083】で、新作「ワケアリパーティ」と前作「タチノキ群島」の再版を頒布しました。


2026年10月17日(土)に開催されたゲームマーケット2026秋(1日目)に参加しました。
弊サークル「霜月文庫」は、今回が5回目の出展です。
この記事は、その記録や感想をまとめたものです。
ブース【H083】で、新作「ワケアリパーティ」と前作「タチノキ群島」の再版を頒布しました。

"このちんけな箱庭で"(「人生オーバー」, harha, 2023)
www.youtube.com
聖書によれば、神は天地を6日で創造し、7日目に休んだという。
子供の頃、私は世界を作るのが大好きだった。罫線ノートに鉛筆で地図を描き、大陸や山、街などを生み出した。
大陸の北には山脈が広がり、北の地は寒冷で、麓に街が、山から流れる川は海に注ぎ、河口には三角州と港町が……
地理だけでなく、民族や彼らが住まう国を作り、どういった経緯で国が成り立ったかという歴史も書いた。
色々な世界観を生み出す遊びが好きだった。
なぜそんな遊びをしていたのか?
小学生の頃は、休み時間にノートを広げ、友達とごっこ遊びをしたものだった。
幼稚なTRPGのようなもので、ノートはそのための世界地図だった。
家にパソコンが来てからは、ペイントソフトで、それこそ紙面を気にせずに沢山の世界を作れた。
それだけで楽しかったし、世界を作れば、何かが勝手に動き出すと、少年は思っていたのだった。

2025年5月17日(土)に開催されたゲームマーケット2025春(1日目)に参加しました。
弊サークル「霜月文庫」は、今回が4回目の出展です。
この記事は、その記録や感想をまとめたものです。
ブース【N09】で、新作「タチノキ群島」を頒布しました。

2023年にTwitterでつぶやいていた、ゲド戦記読書感想のまとめです。今回で3週目くらいか?
まとまっていた方が後で見直しやすいのでこちらに転記しておきます。文体が完全に向こうのノリなのは許してね。一言しか書いていないのもある。
読んだ本一覧
ソフトカバー版は解説がついていないのが残念ポイント。
読んだ順です。
やっぱり王道少年ファンタジー感あって好き。師匠のじいさんに見い出され魔法学院に入学、若さゆえの過ち、親友との熱い友情! 学院生活するだけじゃなくて就職(?)もする。なお、若い女の子はほぼ出ない。次巻を待て。
若い女とか美しい女とか、いるにはいるけど、だいたい過ちを起こさせるために登場する。
次巻のキーアイテム、エレス・アクベの腕環がちょい出しされるのもニクいね。
捕まえた侵入者(男)が持ってたお守りを「なんやこのガラクタは、大事なもんなんか~? 預かっといたるわ」って感じで取り上げちゃう大巫女さま(少女)。ほんとは男とそのお守りの話をしたいのに、どぎまぎして全然話せなくなっちゃう。良くない???
少女が、こうあらねばならないという枷から、自由になっても良いと解放される話。読んでるとこっちまで女の子の心情になってしまう名作です。異性出てきた辺りからの言いようのない好奇心、ほのかな恋の芽生え。自由に涙する。この巻だけでもいいんで読んで。
この気持ちって、恋・・・!? 本当に?? と思いながらググったら、織田まゆみ先生が「恋とよんで差し支えない」と言ってたので良かった。
http://www.chukyoeibei.org/egakkai/topics/bun/eibungaku19/oda19.htm
引退間近の偉い魔法使いと少年の王子様が旅をする。魔法使いや職人や詩人が力を失う異変が発生。生は死の中にこそ。永遠の命を得ようとしたら、まっとうに生きることもできなくなっちゃうよ。連れは信頼していいのか。竜との絡みもなかなかアツい。
元々、時代的にも差別の強めな世界が舞台なんだけど、それが一層フォーカスされた巻。権威が男の力なら、女の力とは? カスみたいな男がいっぱい出てくるぞ。熟年男女の衰えとしっとりラブシーンを描きつつ、焼かれた少女と一緒に暮らす。生活の描写が良いよね。
衰えというか、「終わった」女と男の話よな。子供が全員独立して旦那を失った女と、すべての力を失って故郷に帰ってきた男と、物心つく前に虐待され醜い姿にされた少女の話。
300年ほど昔の、ある魔法使いが魔法の学院をつくった話。海賊の暴君が治め、悪い魔法使いたちが好き勝手魔法を使う、乱れに乱れた時代。女のまじないがなぜ卑しいものとされるようになったのかなど、その辺の解説もありアースシー世界の理解が深まる。
しかしなんだ、魔法使いたちがめちゃくちゃに使って、手の女たちが守ってきた技を、学院の形に残すことになるわけだけど、最終的には学院から女は締め出されるのよな。
自分を助けてくれた女を、自分は助けられなくて、もうわんわん泣いちゃうよな…… それはさておき、太眉ちゃんとの初々しさのあるやりとりもいいよね。
コテコテのラブストーリー!
本編で言及されていた、ある魔法使いが地震を鎮めた話。独りではなかったんだ。
過ちを犯した魔法使いを、ある男が迎えに来る。人は変わることができる、その名前の意味も。
最終巻に繋がる話。没落領主の娘が、自分が何者かを知るために学院の門を叩く。大賢人不在のまま意見が真っ二つに割れる学院。
現状維持と革新の話でもある。そして彼女の正体は……って話だけど名前でモロバレしてんだよね。
急にめっちゃ喋るようになるセセラク王女よくない??
かつて2つに別れた種族が再び争い出す。その理由は、我々が約束を破ったからだという。約束とは何か、死者の国は誰がなぜ作ったのか。石垣が崩れるときすべてが変わり、治され、そして、別れも訪れる。アースシー世界の根本が語られる最終巻でした。
「風の十二方位」から「解放の呪文」と「名前の掟」も読みました。名前の掟とか最後エグいじゃんね。
宮崎駿のプロフェッショナル見たけど、あの石垣はやっぱりゲド戦記の石垣だったんかな。
「愛しい人の行くところ (Where my Love is Going)」の編曲
www.youtube.com